京都の工具屋店長

日曜大工が趣味だという人にとって、電動工具は必需品でしょう。
電気を使わず、自分の力だけで物を作る、ということこそ理想的なのかもしれませんが、やはり効率を考えたら、電動工具にかなうものではありません。
日曜大工とはいえ、日常的に何かしらを作成しようという人ならば、やはり効率性も求めたいところだと思います。
ところで、私の夫は非常に不器用です。
不器用ゆえに、日曜大工などにはまるで興味がありませんでした。
しかし、実際に生活していくなかで、大工仕事というのは、割と必要になるものなのです。
ちょっとした大工仕事のために、いちいち本業の大工さんにお願いしたのでは、大工さんには申し訳ないですが、大変不経済です。
ある程度のことは、家庭内の男手になんとかしてもらいたいものです。
そんななか、夫も先日、電動工具を購入しました。
夫曰く、不器用だからこそ、電動工具が必要なのだといいます。
そんな考えもあるのかもしれません。
しかし、道具はそろえても、やはり不器用なもの不器用です。
かえって取り返しのつかないことにならないよう、よく見張っていなければなりません。